呪いから祝福へ

一つ前の記事は他者への祝福として書こうと意識して、書きました。
それは、また自分自身に跳ね返る、祝福でもありえます。
このブログの一つの基調音になるといいな、と思う。

もともと、R.E.M.の「Everybody Hurts」という歌は、僕の人生の苦しい時期に、その生を愛おしむきっかけをくれました。その贈られた祝福を、誰かに贈り返したいと思いました。

長らく、自己肯定の言葉を紡ごうとして、呪いの言葉を呟いてきたと思う。
もう、いい加減、終わりにしたいと思う。

呪いの言葉もまた自身へ跳ね返ってきます。*1
自己嫌悪として。
破壊の言葉は、自己破壊につながりうる。

だから、批判ではなく評価が必要なのだと思う。
呪いから祝福へ。

*1:呪いと祝福については、内田樹さんの『邪悪なものの鎮め方』という本が参考になります。