思考を開く
石井ゆかりさんの星占いに出合って、ここ1ヶ月ほど「使わせて」頂いていまして、彼女のサイト筋トレにちょくちょく通っています。
「今」から遠い「未来」を見据えようとして途方に暮れることがある。
あまりに「未来」のイメージが大きすぎて、たじろぐ。
選択する場面が、次から次へとやってきて、どうしたらいいのか、分からなくなるときがある。
そうしたとき、他者がそっと「運勢」を言ってくれることの効能は絶大です。
大きすぎる、「未来」を見据えるフレームが与えられます。
行動に促される。
これは「未来」のダウンサイジングとは似て非なることで、実際に「未来」に辿りついた僕たちは、それを「今」として大きいままに引き受けることにはなります。
ところで、自分のなかの石井ゆかりさんフィーバーの熱風に乗って、本屋さんなどでアンテナを立てていたら、石井さんの『青い鳥の本』に出合いました。
これはビブリオマンシー、別名、書物占いの本です。
ビブリオマンシーというのは、本をパッと開いて、開いたページからメッセージを受けとる占いです。
僕が『青い鳥の本』を使う「使い方」は、星占いとはちょっと違います。
思考が止まらないことがあります。
いや、思考がある方向になだれ込むという方が正確かもしれません。
悩んでいるときは特にそうなります。
気分転換しなきゃ、気持ちを切り替えなきゃ、と思うと益々考え込んでしまうことがあります。
そうしたとき、『青い鳥の本』をパッと開くと、思考は止まらないまでも、開けるのですね。
石井さんの書く言葉が好きで、書かれている言葉への信頼があるから可能なのだと思います。
- 作者: 石井 ゆかり,梶野 沙羅
- 出版社/メーカー: パイインターナショナル
- 発売日: 2011/06/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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